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時計嫌いのディレクター南貴之を納得させた、日本製にこだわり、現在の道具としてのシンプルを追求する「sazaré(サザレ)」の時計の魅力はどこにあるのか?

 

僕はそもそも時計が嫌いなので、時計自体を着けていないのもありますが、特にごちゃごちゃ装飾されている時計が好きじゃないんです。だけど、初めてsazaréの時計を見せてもらったとき、めちゃくちゃシンプルですごくかっこいいというのが第一印象。なかでも文字盤のグラフィックがロゴ一つなくモダンで、何から何まで無駄がなく、とにかくミニマルなのが気に入りました。

 

海外のデザイン系ブランドの時計のケースは、結構安っぽく作られていることが多いんですが、sazréは、ケース部分も「冷間鍛造」という成型方法を採用して、金型でプレス、焼きなまし、プレス、再度焼きなまし…の工程を何度も繰り返して成形し、王道のクラシックな時計と同じようにきっちり作ってある。そういう日本の実直なものづくりをベースに、職人が丁寧に作り上げているので、単にデザインを削ぎ落としただけのミニマルではなく、伝統的なディテールを踏まえた上での「現在の道具としての時計」になっています。

 

 

 

 

 

外箱も静岡の製函屋さんでしっかりと作っていて、ブランド名のsazaréの由来である細石(さざれいし)をイメージした、石っぽい色と質感に仕上げていたり。製品だけでなく、細部までトータルにこだわっている、全体的に高いレベルでものづくりをしていたのが、コラボレーションをした理由です。

 

2020年春夏シーズンから展開しているこの別注モデルは、Graphpaperの世界観をイメージした無機質なグレーで文字盤もベルトも統一しました。sazaréのオリジナルだと白いフェイスに黒いレザーベルトが付いてますが、僕の腕には小さすぎてはまらない。そこでNATOベルトを付けたら可愛いんじゃないかと思って、自分用にグレーのNATOベルトに替えたら、すごくよかったので、NATOベルトもセットにしてレザーと両方着けられるような特別仕様にしてもらいました。僕は腕が太いから無理だけど、きれいに着けたいときはレザーベルトを合わせて、コーディネートによって使い分けられます。本体裏面にだけは、Graphpaperのロゴを刻印し、さらに製造順にナンバリングしました。シーズンで150個限定生産なので、初回は1〜150番、今回は151〜300番までのシリアルナンバーが入っていてどれもが一点ものです。

 

個人的には、時計は誰でも使えて服の邪魔をしないデザインというのが一番いい。僕が唯一持っている、ヴィンテージのオメガの時計にも、文字盤にブランドマークが入ってるけど、本当はそれさえもなくていいと思っているくらい。とにかく主張しない、目立たない時計が好きなので、文字盤に数字と目盛りと針しかないsazaréの時計は、Graphpaperのコンセプトにもぴったりです

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